道志の山は、電車・バスを利用して日帰り登山は結構大変です。そこで、今回は一日目に菜畑山に登ったあと道志村の民宿に泊まり、二日目に加入道山・大室山に登るゆったりコースです。
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■今回のコース&時間 道坂峠登山口ー今倉山-菜畑山:3時間27分(休憩42分含む) 菜畑山ー道志村竹之本バス停:2時間37分(休憩46分含む) 富士山展望場所は@今倉山-水喰ノ頭間、道志みちと富士山 A菜畑山山頂
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![]() ■菜畑山と富士山(檜洞丸から) 菜畑山の前面に高く大きい御正体山がいます。 |
■5:35 神奈川県藤沢市の小田急江ノ島線長後駅出発。 ■7:37 富士急行線都留駅到着。バスの出発は8:10で時間が有るので、駅の向かい側左にあるセブンイレブンで、珈琲タイム。 ![]() ■8:10 道坂峠行きのバス出発。乗客は20名ぐらい。所要時間30分程。 ![]() ■8:41 道坂峠到着。道坂トンネルの手前に止まり、降りたところが登山口。 ![]() ■8:48 登山口の案内板。ここから今倉山に登り、菜畑山に進みます。ここから、御正体山、赤岩、二十六夜山にも登れます。 注意:地図に今倉山→菜畑山が1時間とありますが、書き間違いと思います。今倉山→水喰ノ頭が1時間。水喰ノ頭→菜畑山が45分。 ![]() ■9:03 分岐。右に進むと御正体山、左に進むと今倉山。登山者は半々ぐらいに分かれたようです。 ![]() ■9:04 ヒゴスミレ(肥後菫)。 分岐からすぐにスミレの登場です。相棒さんが小躍りしてぱちぱち写真を撮りまくっていた。 ![]() ■9:05 アケボノスミレ(曙菫)。 ![]() ![]() ■9:12 スミレを眺めながら登ります。結構、急坂です。このあたりから振り向くと、御正体山の上に富士山が見えるのですが、富士山は雲に中なので撮影なし。 ![]() ■9:17 ミツバツツジ(三葉躑躅)も咲いています。今日は4月26日。 ![]() ■9:26 エイザンスミレ(叡山菫) ![]() ■9:27 今倉山が見える平らなところに着きました。高度計では、標高1300mほど。道坂峠登山口は1011m、今倉山東峰は1470m。 ![]() ■9:27 今倉山山頂に向けて、春まだ浅き山道を進みます ![]() ■9:47 今倉山頂上手前の登山道で、富士山がいないかと振返りましたが、いません。富士山はもっと右で、雲の中です。 ![]() ■9:49-10:07 今倉山到着。「今倉山 一四七〇m 山梨百名山」の木柱。行き先表示板に右が「菜畑山2時間」とあります。 昭文社の地図には、ここが今倉山東峰。左に進むと今倉山西峰、その左に松山(赤岩)とあります。 ![]() ■10:27 晴れ間が多くなり、富士山の山頂の一部が枝の奥に見えています。 ![]() ■10:28 ハルリンドウ(春竜胆) ![]() ■10:29 水喰ノ頭へ進みます。 ![]() ■10:31 この登山道もスミレとハルリンドウがたくさん咲いています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ■10:46 マメザクラも咲いています。 ![]() ■11:01-11:28 水喰ノ頭に着く前に予期していない富士山展望場所がありました。今倉山から50分程のところです。休憩、撮影。 富士山は御正体山の上にいます。この日は雲が多く、山頂の一部しか見えません。富士山の左側に道志みちが見えています。 御正体山の左に小御正体(前ノ岳)、中ノ岳、日向峰、奥ノ院、山伏峠と道志の山なみが続きます。山伏峠から更に大棚ノ頭、石保土山、ブナノ丸、菰釣山、中ノ丸。それらの山なみの間に道志みちが見えています。道志みちと富士山が見られる山は少ないと思います。絶景です。 (菜畑山山頂は位置的には、道志みちが見られるところですが、道志みちが樹木に遮られます。) ■11:06 富士山の山頂部が見えています。 ![]() ■11:12 雲が動いており、休憩中に、山頂部上部が見えてきました。 ![]() ■11:34 樹木の間を進みます。 ![]() ■11:36 水喰ノ頭に到着。 ![]() ■11:36 水喰ノ頭 1344m。水喰いの主は誰か不明。菜畑山山頂まで約1時間。 名字の由来はありますが、ここの地名の由来は見つかりません。「地形が十分に水分を含むという意味」があるかもしれません。 【名字の由来解説】 【名字】水喰 【読み】みずはみ 青森県東北町や宮崎県西都市などに見られる。 ハムとは噛む原意があるが、ここでは地形が十分に水分を含むという意味がある。また、水の豊富な湿地帯のことを表している。 水喰さんの名字の由来や読み方、全国人数・順位|名字検索No.1/名字由来net| ![]() ■11:48 水喰ノ頭(みずくらいのあたま)〜菜畑山 このーコースは登山客が少ないと思っていたが、山道を走ってくる人たちに数多く会った。5月10日の道志村トレイルランの練習として走っているとのこと。 なんと、道志の山を42km走る大会で、この道がそのコースの一部になっているらしい。 道志村トレイルラン: 道志山脈を駆け登り、新緑のブナなどの原生林の中を山梨百名山菜畑山・今倉山・御正体山と縦走し、山伏峠(ロング第1関門・新規ハーフコースゴール地点)を境に相模湾や丹沢山脈を見下ろし、最後の難関山梨百名山鳥ノ胸山を登る。各所で富士山が望めるロング42.0km・ハーフ20.4kmの本格山岳トレイルコース。更に、この大会を含めた北丹沢・山梨東部の指定4大会でチャンピオンを決める『NESチャンピオンシップ2015』もある。 ![]() ■11:55 水喰ノ頭〜菜畑山 ![]() ■12:06 水喰ノ頭〜菜畑山 ![]() ■12:11 菜畑山山頂。富士山は御正体山の左上にいますが、半分以上雲の中なので、この写真ではわかりづらい。 ![]() ■12:14 御正体山から加入道山、大室山まで山なみが続いています。残念ながら樹木が視界を妨げています。 ■12:14 富士山は山頂部が見えてきました。左のすそ野が長く延びているようですが雲の中。道志みちも一部見えています。 ![]() ■12:17 富士山山頂部。 ![]() ■13:42 明日登る予定の加入道山と大室山。下の方から、緑に色づき始めています。 ■13:43 菜畑山山頂、東屋があります。(2018年には、東屋は無く、椅子用の丸太だけ残っていました) 山頂から、赤鞍ヶ岳へ進む道があります。本日は、直接道志村に下ります。 ![]() ■13:45 富士山山頂が少し見えたので、満足した顔で記念撮影。 ![]() ■13:50 ここにも スミレ ![]() ■14:12 道志村に下りていきます。 ![]() ■14:24 菜畑山〜道志村 ![]() ■14:28-15:14 鉄塔のところで休憩。眺めが良くて、陽射しが良いので46分も休憩。 ![]() ■14:38 鉄塔からの道志みちの左右の山々の展望。左の山の中腹に鉄塔が点々と続いています。 この道志みちの先は月夜野、奥相模湖。左側は赤鞍ヶ岳から鳥井立、厳道峠までの山なみ、右側は大室山山腹、その奥に黍殻山、焼山が見えています。 ![]() ■15:15 鉄塔から下りるとすぐにヒトリシズカの群生が現れました。相棒さんが喜こびました。私もこの花が好きなので一緒に喜びました。 登山道の周りに、ヒトリシズカの展示会のように咲いていました。このような配置で咲いていました、小ぶりなものを並べました・・とどこまでも続きます。 ![]() ![]()
■15:19 ![]() ![]() ■15:22 ![]() ■15:23 ![]() ■15:24 ![]() ■15:24 ヒトリシズカを眺めながら進みます。 ![]() ![]() ■15:30 巨岩がありました。 ![]() ■15:35 ニリンソウも多く咲いていました。 ニリンソウ(二輪草)は、深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、サンリンソウのような柄はない。3-6月に、白い萼片を持つ直径約2 cmの花をつける。多くは1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、和名の由来となっている。まれに1輪や3輪のものもある (ウィキペディアより) ![]() ![]() ■15:40 ![]() ■15:41 ヒトリシズカ。凛とした容姿がいいですね。 ![]() ■15:44 ミツバコンロンソウ(三葉崑崙草) ![]() ■15:54 川辺 ![]() ■15:59 道志村の家並みが見えてきました。 ![]() ■15:59 ここを下ると道志みち ![]() ■16:04 道志村和出公民館入口バス停。道志村の中に西和出村と東和出村がある。バス停まっぷには道志(和出村)とある。よくわからない地名です。 道志みちから山中湖の旭日丘にいくバスがあります。旭日丘から御殿場に行くバスがあります。4月から11月の間毎日運行。当方の住まいは藤沢ですので、菜畑山に登り、日帰りする場合15:03までに到着しなければならない。少し急げば間に合います。しかし、道志村から加入道山を登る計画を立てたので、ここから竹之本の民宿「大場」に向けて進みます。 ![]() ■民宿「大場」に宿泊。部屋、トイレなど清掃が行き届いて清潔で、夕食は品数が多くとてもおいしい。 ■ 熟睡 |