奈良倉山は富士山からの距離45kmで、大月市富嶽十二景のなかで最も富士山から遠い所にある山です。空気が澄んだ12月の快晴の日に登り、富士みちの上に聳える見事な富士山を見ることができました。 ■今回のコース 鶴峠-奈良倉山は標高差478mで、77分(休憩含む)で到着します。奈良倉山から小菅の湯までは2時間52分(休憩含む)。 上野原-鶴峠、上野原-松姫峠のバスは、4月-7月、9月-12月中旬の土日祝日運行。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|
■6:33 小田急線長後駅出発。 ■8:28 中央本線上野原からバス ![]() ■9:33 鶴峠到着。標高870m、気温5℃。 ![]() ■9:41 鶴峠出発。 ![]() ■9:48 寒そうな日陰の雪道を進みます。 ![]() ■10;10 暖かそうな日向の雪道を進みます。 日陰と日向の写真は、相棒さんのコンパクトデジタルカメラの自動設定で撮影。価格が高くないレンズ性能のためか、日陰と日向の景色の色が極端に違います。実際はこれほどの違いはありません。 ![]() ■10:11 林道交差。奈良倉山への表示板。 ![]() ■10:12 林道交差から。奈良倉山の山並みが見えます。 ![]() ■10;23 積雪は5-10cmほど。その雪を踏みしめて相棒さんが進みます。私はその後についていきます。 ![]() ■10:33 枯れ木に囲まれた山道を進みます。 ![]() ■10:48 奈良倉山は右に進む。 ![]() ■10:58、鶴峠から77分、奈良倉山に到着。山頂から登山道をちょっと外れたところに富士山の展望台があります。 ![]() ■10:58 奈良倉山の富士山展望台からの富士山。 前景には、泣坂ノ頭、大峰、水無山の山並みがあり、その後ろに三ツ峠山(御巣鷹山・開運山)、富士みち、倉見山、杓子山が並び、その富士みちの到着地である富士吉田の街並みの上に富士山がいます。45km離れた奈良倉山から眺める、富士みちと富士山です。 ■10:58 奈良倉山の富士山展望台からの富士山。容姿端麗な富士山。大月市秀麗富嶽十二景の五番山頂です。 ■11:00 奈良倉山の富士山展望台からの富士山。壁紙用(WUXGA 1920×1200)。 ■11:00 奈良倉山の富士山展望台からの富士山。壁紙用2(WUXGA 1920×1200)。 ■11:01 奈良倉山からの富士山。中央下を丸くして、左右他対称に切り取られた富士山です。 奈良倉山は、冨士みちが見られる山の中で、富士山から最も離れた山です。 しかし、富士山からの距離が45㎞と遠く、標高が1349mと低いため、 冨士道の到着点である富士吉田の市街地しか見えません。 ![]() 奈良倉山とその前方にある高川山と三ツ峠山からの富士山と冨士道を示します。 ![]() 奈良倉山からの富士山と冨士みち ![]() 高川山からの富士山と富士みち ![]() 三ツ峠山からの富士山と富士みち ■12:20 奈良倉山を出発。 ![]() ![]() ■12.35 樹木の間からの富士山を眺めて歩きます。 ![]() ■12:38 ここでも樹木の間からの富士山を眺めて歩きます。 ![]() ■12:45 雪道を進みます ![]() ■12:46 表示板の柱に、何故か「東京マラソン」の刻印。調べました。 今歩いている道は、多摩川源流トレイルラン大会のコースです。この大会は高山(標高の高い山)でのトレイルランニングレースで、次のコースを走ります。 小菅の湯(標高約700m)【Start】→ワサビ田地帯→栃の巨木→山沢入りのヌタ→鶴寝山(標高1368m)→松姫峠【第1関門】 →奈良倉山(標高1349m)→鶴峠【第2関門】→三頭山とオマキ平の分岐→オマキ平→原始村→小菅川沿い木道→小菅の湯【Goal】 今回の山歩きのコースが全て含まれています。2011年は第3回目の大会です。 この大会のコースは東京マラソンチャリティ”つなぐ”の寄付金により整備された。刻印といったのは東京マラソンチャリティのマークです。 ![]() ■12:51 松姫峠到着。「奈良倉山登山口」の表示板があります。 上野原からバスが出てます。上野原-松姫峠のバスは、4月-7月、9月-12月中旬の土日祝日運行。一日一便。 ![]() ■12:52 松姫峠からの富士山。下の看板から、富士山は楢ノ木尾根の泣坂ノ頭の上にいます。その右側に雁ヶ腹摺山から大菩薩嶺までの子金沢連嶺が続きます。奈良倉山で見えていた富士山手前の三ツ峠山は、楢ノ木尾根が高くなり見えなくなりました。 ![]() ■12:52 松姫峠にあった看板。とてもわかりやすい図です。右側の山並みを子金沢連嶺としているが、最近は大菩薩連嶺とするほうが多いようです。 ![]() ■12:52 松姫峠からの富士山。富士山は山頂部右側しか見えませんが、景色全体を締めています。その存在感はすごいと思います。 ![]() ■12:51 松姫峠からの富士山。通好みの富士山。 ![]() ■13:05 松姫峠。トイレはあるが冬季は閉鎖されてます。 松姫峠にある石碑に次のように書かれています。 「松姫峠由来 武田勝頼は一族をあげての戦いに利あらず天正十年三月 天目山に散った。妹松姫は従臣と共に府中(甲府)を後に八王子に避難の折 当所附近を通過したる史上の伝説に因みここに松姫峠と命名された。」 しかし、「当所附近を通過したる史上の伝説」と書いてあるように、現在の松姫峠を通ったか否かは不明です。 「松姫は松姫峠を通ったのか? -1100記事」では、「松姫峠の名は明治以降に新しく開通した新道路の峠名として、山梨県知事様が松姫伝説に思いを寄せ命名したとされ、昔から松姫峠と呼ばれてはいない。」などの理由に、松姫峠ではない所を通って八王子に行ったとする説を記載してます。 ![]() ■13:09 この富士急のバスは「小菅の湯行き」のバスか。バスには乗りません。松姫峠を出発。 ![]() ■13:15 雪道を進みます。 ![]() ■13:21 「鶴寝山・大菩薩峠」と「大菩薩峠 二輪草コース」の分岐です。「大菩薩峠 二輪草コース」は鶴寝山の巻き道になり、その道の周りにたくさんの二輪草が咲いているそうです。二輪草が咲く季節は五月ですので、鶴寝山のほうへ進みます。 ![]() ■13:43 鶴寝山到着。鶴寝山からの富士山。快晴ですが、2時近くになり景色全体が霞んでいるため、静寂な雰囲気に佇む富士山です。 前景の泣坂ノ頭は富士山の左側にあり、その左側の上に御正体山の山頂部が出ています。写真ではわかりづらいが、富士山の右側のすそ野の右側に三ツ峠山・開運山の山頂が見えます ■13:43 鶴寝山からの富士山。 鶴寝山を更に進むと、大マテイ山、牛ノ寝通り、石丸峠、熊沢山、大菩薩峠、大菩薩嶺に行けます。 鶴、牛、熊の三匹の動物が出てきて、そのうち二匹が寝ている。ゆったりとした道のようです。(牛ノ寝通りはまだ歩いたことはありません) 鶴寝山の別名はツルネ山・ツルネン・鶴ネ山・古山ノ神・ツルネ山ノ神です。牛ノ寝通り、熊沢山があったので、鶴寝の漢字を当てはめたかもしれません。 ![]() ■13:46 鶴寝山山頂に「ここは水道水源林です」の看板。」 きれいな水は林が作る。 東京都水道局は、多摩川水源域の安定した河川流量の確保と小河内貯水池(奥多摩湖)の保全を図るため、多摩川上流の森林を『水道水源林』として管理しています。 その範囲は、東京都最西部の奥多摩町から山梨県下の小菅村、丹波山村、甲州市に至るまで、東西30.9km、南北19.5kmに広がっており、面積は約23,000haに及んでいます。これは、多摩川の水を取り入れる羽村取水ぜき上流の流域面積48,766haの46%を占める広さで、東京都の面積の約10%に相当します。( 水道水源林 ~みんなでつくる豊かな水源の森~ | 広報・広聴 | 東京都水道局より) ![]() ■13:46 鶴寝山山頂1368mで記念撮影をして出発。 ![]() ■13:48 巨樹をみて進む。 ![]() ■13:54 日向の雪道を進む。 ![]() ■12:51 山沢入りのヌタ到着。 分岐の表示板の下側に「山沢入りのヌタ」の紙が付けられている。「山沢入りのヌタ」の由来がどこにも書いていないので自分で考えた。 「←大菩薩峠」の表示板がありますが、大菩薩峠の前に、歩行時間1時間ほどのところに「大マテイ山」があります。「大マテイ山(おおまていやま)」の別名は、大惑山・山沢入・山沢入三角点・山サワ入・オオマデー山・オオマドイ山・大マテー山・大マティー・山沢入ノです(ヤマレコより)。 「ヌタ」は「沼田」でデジタル大辞林では 1 泥ぶかい田。沼地。ぬまた。 2 《猪 (いのしし) は、泥の上に枯れ草を集めて寝るというところから》猪の臥床 (ふしど) 。また、泥土。泥。 以上から「山沢入りのヌタ」は、「大マテイ山にある沼地」。この近辺は、鶴、牛、熊の動物と「寝」の付く名前が多いので、「大マテイ山にある猪の臥床」。 小菅の湯へ進みます。小菅の湯の前に「トチの巨樹」と「わさび田」があるようです。 ![]() ![]() ■14:09 トチの巨樹か トチノキ(栃、橡、栃の木、学名:Aesculus turbinata)とは、ムクロジ科(クロンキスト体系ではトチノキ科とする)トチノキ属の落葉広葉樹。 落葉性の高木で、温帯の落葉広葉樹林の重要な構成種の一つ。水気を好み、適度に湿気のある肥沃な土壌で育つ。谷間では、より低い標高から出現することもある。 大木に成長し、樹高25m、直径1mを超えるものが少なくない。葉も非常に大きく、全体の長さは50cmにもなる。長い葉柄の先に倒卵形の小葉5〜7枚を掌状につけ(掌状複葉)、葉は枝先に集まって着く。 そのほか、街路樹に用いられる。パリの街路樹のマロニエは、セイヨウトチノキといわれ実のさやに刺がある。(Wikipediaより) ![]() ■14:13 寒そうな日陰の雪道を進みます。 ![]() ■14:21 分岐到着 右側の小菅の湯に進みます。 ![]() ■14:34 わさび田。12月11日なのに、わさびは緑色です。 山深い多摩川の源流にある小菅村は、村の95%が森林。美しい景観と森の恵み、清らかな水がこの村の特色です。豊かな自然の中で、古くからわさびが自生し、江戸時代中期頃から、栽培が始まったと言われます。渓谷から湧き出る清流で自然のままに育ったわさびは、風味豊かでしっかりとした辛味があり、上質であると好評です。「山の湧き水はどの季節も温度が一定なので、夏は冷たく、冬は温かく感じます。この温度がわさび栽培にも大切です。あと森の中で日差しがチラチラと当たる、木漏れ日くらいがわさびの成長にちょうどいいです」 ![]() ■14:35 わさび田。 ![]() ■14:43-49 林道終点。舗装道路に出ます。その舗装道路が凍結しており、注意して歩いても滑ります。 ![]() ■15:12 「小菅の湯」到着。 ![]() ■15:12 「小菅の湯」入り口。 ![]() ■15:20 「小菅の湯」(500円)に入ります。 ![]() ![]() ■16:30 バス、小菅の湯出発 ![]() ■18:00 JR中央本線上野原駅着 ■18:21 JR中央本線上野原駅発 ■19:45 小田急線長後駅到着。 END |