富士山展望の山

シ ダ ン ゴ 山

読み方:しだんごやま 富士山からの方向角:82度
富士山からの距離:36km
標高:758m
標高差:473m 
基点:小田急線
    新松田駅


シダンゴ山からの富士山。富士山の左のすそ野がジュモクデ分断さてれています。


シダンゴ山からの富士山 2016.5.5 13:55





シダンゴ山は丹沢山地の南部に位置する山で、震旦郷山と書かれることもある。
シダンゴ山からの富士山は左のすそ野がダルマ沢ノ頭に沿って愛鷹山まで伸びて行きます。富士山山頂部は見えており、山頂部の広さの幅で、左斜めに切り取られた形状の富士山です。その珍しい形状から、奥ゆかしい富士山、通好みの富士山として紹介されていました。

しかし、2016年には、左すそ野は、手前の樹木で分断され、殆ど山頂部だけ見える富士山になっており、シダンゴ山からの富士山の特徴は消えています。そのうち山頂部も消えていきそうです。

山頂部が見えて、帯状に裾野が伸びる富士山は、他の富士山展望の山の山頂から見たことはありません。シダンゴ山の貴重な富士山の復活を松田町に期待します。

浮世絵では歌川広重の東海道五十三次「平塚・縄手道 」が似た構図で高麗山に寄り添う富士山を描いています。

寄には、レクリエーションエリアの寄自然休養村があり、夏には多くの家族連れが訪れ、シダンゴ山にもたくさんの人が登るようです。アセビ(馬酔木)の木に囲まれた山頂からの展望はすばらしく、丹沢山地、小田原市街地、相模湾が一望できます。

シダンゴ山山頂広場の石碑に、山名の由来が書いてあります。
欽明天皇(在位:539年- 571年)の時代、この山にシダゴンという名の仙人がいて、その仙人の名が地名となり、シダゴン転じてシダンゴウになり、さらにシダンゴになった、と記載されてます。漢字は「震旦郷」が当てられたような記載です。そのため、「震旦」は古い中国のことですが、シダンゴ山と中国との関連は無いようです。




■参考コース

 ・寄バス停-シダンゴ山 1時間20分 シダンゴ山-寄バス停1時間10分

高松山経由の登山
 ・登り:高松山入口バス停-農道終点ービリ堂ー高松山 2時間4分(休憩11分含む)
 ・縦走:高松山ーダルマ沢ノ頭ーシダンゴ山 2時間43分(休憩25分含む)。 下り:シダンゴ山-寄バス停 1時間10分
  ■高松山−シダンゴ山はとても長いと覚悟して進みましょう

 

   

シダンゴ山と富士山(鍋割山から)


高松山と富士山(鍋割山から)






富士山展望





■シダンゴ山からの富士山 (2016.5.5 13:52)

ダルマ沢ノ頭の左側に、富士山の山頂部が見えます。残念ながら、手前の樹木が富士山の左側のすそ野を隠してます。

山頂の周りにはアセビ(馬酔木)が群生しています。










シダンゴ山からの富士山は手前の樹木がないと、左のすそ野がダルマ沢ノ頭に沿って愛鷹山まで伸びて行きます。富士山山頂部は見えており、山頂部の広さの幅で、左斜めに切り取られた形状の富士山です。



カシミールで作成したシダンゴ山からの富士山

ジダンゴ山からの富士山のカシバード画像




2007年には、手前の樹木が低く富士山の左のすそ野はほぼ見えています。2012年では樹木が富士山のすそ野より伸びています。佐古清隆著「富士山の見える山」の2015年1月の写真では富士山の左のすそ野はほぼ見えています。途中で伐採が行われていたかもしれません
このように、片側のすそ野を帯状に切りとった富士山は珍しく、通好みの富士山として紹介されていました。富士山展望の山頂で、このような形状の富士山は、私はまだ見たことがありません。



シダンゴ山からの富士山 2007年5月4日 Σ64氏撮影 (ウィキペディア シダンゴ山から引用)

シダンゴ山からの富士山 2007年5月4日 Σ64氏撮影


しかし、2016年には、手前の樹木が伸びて、富士山の左すそ野を消してしまいました。この形になると、山頂部が見える富士山に分類されてしまい、シダンゴ山からの富士山の特徴は消えてしまいます。
そして、このままいくと後数年で富士山が消えていきそうです。シダンゴ山からの富士山の景観を守るために、松田町と大寺地区の対策を期待します。





■シダンゴ山からの富士山 壁紙用 (2016.5.5 13:54








■13:52 し団子山からの小田原市街地と相模湾。(2016.5.5 13:52)

シダンゴ山からは360度の展望があります。富士山の反対側には左から丹沢山地の三ノ塔、二ノ塔、大山があり、小田原市街地と相模湾が続きます。
広場の周りはアセビの群生が切れ目無く続きます。春先の花の咲く季節に来たくなる山です。


アセビ(馬酔木)の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」というところから付いた名前です。



富士山の反対側には左から丹沢山地の三ノ塔、二ノ塔、大山があり、小田原市街地と相模湾が続きます





詳細は次のページでご覧ください。














リンク



2012年寄から登る。樹木はすそ野を隠す。

2023年10月。富士山は山頂部しか見えません。