八重山の山歩き記  2017年1月18日(水)


  

2016.11.10にJR中央本線上野原駅からバスに乗り、要害山-コヤシロ山コースを歩き、低山から眺める見事な富士山に驚いた。その時、同じバスで行ける八重山-能岳コースを知った。2ヵ月後の八重山の山歩きで、531mの低山から眺める、雄大な富士山がいる景観に満足した。




■今回のコース

・新井バス停(8:44)-虎丸山(9:25)-能岳(9:59)-八重山(10:26)-八重山展望台(10:45)-昼飯(10:58-11:54)−ハイキングコース(12:30)-大堀バス停(12:58)







    八重山登山コース地図
登山コース
時刻
小田急江ノ島線
長後駅
6:39
JR中央本線
上野原駅
8:05
8:30
新井バス停
 280m
8:44
8:49
虎丸山
 468m
9:25
9:28
能岳
 543m
9:59
10:12
八重山
 531m
10:26
10:30
八重山の歌碑
 506m
10:40
10:43
八重山展望台

10:45
10:53
八重山の歌碑
 昼飯
10:58
11:54
ハイキングコース入り口
 
12:30
12:42
大堀バス停

12:58
13:15
JR中央本線
上野原駅
13:29
13:32
 小田急江ノ島線
長後駅
15:03
 



 富士山と八重山 (白谷丸から)


富士山と八重山 (白谷丸から)





八重山の山歩き記   2017年1月18(水)




■6:39 小田急江ノ島線長後駅出発 


■8:05 JR中央本線上野原駅


■8:30-8:44 上野原駅からバスで新井バス停まで







■8:44 新井バス停到着。新井バス停の時刻表。平日でも1時間に2台以上バスがあるので、時間を気にしなくてもよい。



新井バス停の時刻表




■8:49 新井バス停から出発。



新井バス停




■8:53 虎丸山登山口へ行く道路から富士山が見えます。







■8:55 虎丸山登山口。



虎丸山登山口




■8:55 登山口から振返ると富士山。



登山口から振返ると富士山




■8:56 松と富士山



松と富士山





■9:00 少し登ると町並みと山並みと白い富士山。



町並みと山並みと白い富士山




■9:00 見えるところはすべて雪で覆われている富士山。すべて雪という富士山も良い。



見えるところはすべて雪で覆われている富士山




■9:17 分岐。虎丸山へ進みます。



分岐




■9:25 虎丸山到着、標高468m。



虎丸山到着、標高468m




■9:25 四方が樹木で覆われていて展望がありません。社があります。中央の木片に「虎丸神社」と書いてあります。


虎丸神社

創立年月日は不詳であるが、文政三年(一八二一)再営との記録がある。慶応四年の社記取調書によると、上野原村字西原鎮座山梨社の末社に虎丸社が記されてゐるも、関係は明らかでない。大正十三年の北都留郡誌には祭神保食命、境内五十七坪、信徒五十六名祭日四月初午日とある。養蚕の守護神として古くからの信者が篤い信仰を寄せてゐる。(山梨県神社庁のサイトから引用)


虎丸神社の祭神である「保食命(うけもちのみこと)」に関する、「日本書紀」の記述がとても面白い。なお、「保食神」と「保食命」は同じと思います。
@太陽が昼、月が夜に分かれて出るようになった原因がわかりました。A人間が生きていくために必要な食物が「保食命」より生じたことがわかりました。Bまた、神様が簡単に他の神様を殺してしまうことにも驚きます


日本書紀での「保食神」に関する記述

天照大神は月夜見尊に、葦原中国にいる保食神という神を見てくるよう命じた。月夜見尊が保食神の所へ行くと、保食神は、陸を向いて口から米飯を吐き出し、海を向いて口から魚を吐き出し、山を向いて口から獣を吐き出し、それらで月夜見尊をもてなした。月夜見尊は「吐き出したものを食べさせるとは汚らわしい」と怒り、保食神を斬ってしまった。それを聞いた天照大神は怒り、もう月夜見尊とは会いたくないと言った。それで太陽と月は昼と夜とに別れて出るようになったのである。


天照大神が保食神の所に天熊人(アメノクマヒト)を遣すと、保食神は死んでいた。保食神の屍体の頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれた。天熊人がこれらを全て持ち帰ると、天照大神は喜び、民が生きてゆくために必要な食物だとしてこれらを田畑の種とした。
(ウィキペディアから引用)



社があります。中央の木片に「虎丸神社」




■9:25 山頂には虎丸神社しかないので、覗きたくなります。何があったのかは聞きませんでした。



神社を覗く相棒さん




2023年囲碁の名人は「芝野虎丸」23歳、神奈川県相模原市出身です。
井山裕太王座との【第48期囲碁名人戦第3局2日目】を観戦しながらこの「歩き記」の構成をしています




■9:26 行き先表示板がいたる所にあります。これに従って進みます。気温1℃ですが、陽射したっぷりなので寒くはない。



行き先表示板がいたる所にあります




■9:38 山道を進みます。



山道を進みます




■9:52 能岳山頂へ進みます。



能岳山頂へ進みます




■9:59 能岳山頂に到着。標高542.7m。



能岳山頂、標高542.7m




■10:00 能岳山頂は樹木に覆われています。樹木の奥に富士山が見えます。



能岳山頂は樹木に覆われています。




■10:00 樹木の奥の富士山にピントを合わせます。ここから立派な富士山が見える聖武連山へいけますが、いったん平地に下り、2時間ほどかかるので今回は行きません。



樹木の奥に富士山



■10:19 能岳出発して9分。虎丸山へ行く分岐。



虎丸山へ行く分岐





■10:26 八重山山頂です。標高531m。まばらな樹木の後ろに富士山がいます。



八重山山頂、標高531m。




■10:27 上野原市が、富士山はこの先の展望台で眺めてくださいといってます。



まばらな樹木の後ろに富士山




■10:28 八重山山頂の枝の間からの富士山。



八重山山頂の枝の間からの富士山




■10:28 八重山山頂からの富士山。虎丸山登山口から300mほど上がったので、富士山は右のすそ野が伸びて、冠雪部の下まで見えています。



八重山山頂からの富士山




■10:33 八重山の歌碑があるところへ進みます。



八重山の歌碑があるところへ進みます




■10:39 八重山の歌碑が見えてきました。



八重山の歌碑が見えてきました




■10:40 八重山の歌碑があるところは、ベンチがあり休憩所になっています。



八重山の歌碑があるところは、ベンチがあり休憩所です




■10:42 八重山の歌碑からの富士山。



八重山の歌碑からの富士山。




■10:43 八重山の歌碑からの富士山。


八重山の歌碑からの富士山。




■10:43 八重山の歌碑から少し下った所に展望台があります。



八重山の歌碑から少し下った所に展望台




■10:43 釣鐘を鳴らしてから展望台に行きます。



釣鐘を鳴らしてから展望台に行きます




■10:43 展望台です。工事中でしたが、中に入り展望はできました。



展望台です。工事中。




■10:46 展望台からの富士山に感動して、懸命に撮影してます。



展望台からの富士山に感動して、懸命に撮影




■10:47 八重山展望台から。富士山がいる大展望。標高531mの八重山に、このような富士山がいる雄大な景観があることに驚いています。



八重山展望台から。富士山がいる大展望。


拡大画像と山座同定 



■10:47 八重山展望台からの富士山。富士山と扇山・権現山が対峙してます。




八重山展望台からの富士山。富士山と扇山・権現山が対峙してます。




■10:47 八重山展望台からの富士山。富士山と扇山が対峙してます。 



八重山展望台からの富士山。富士山と扇山が対峙してます。




■10:47  八重山展望台からの富士山。富士山と扇山が対峙してます。壁紙用(1920*1200)。



八重山展望台からの富士山。富士山と扇山が対峙してます。壁紙用。


(1920*1200)



■10:52 八重山展望台からの富士山   富士山と御坂山地、中央本線の山、道志山塊、丹沢山地の山並み



八重山展望台からの富士山   富士山と御坂山地、中央本線の山、道志山塊、丹沢山地の山並み





■10:52 八重山展望台からの富士山   富士山と御坂山地、中央本線の山、道志山塊の山並み。



八重山展望台からの富士山   富士山と御坂山地、中央本線の山、道志山塊の山並み。




■10:53 八重山展望台からの富士山



八重山展望台からの富士山






■10:53 八重山展望台からの富士山。富士山山頂部拡大。










  10:58-11:54 おにぎりの時間  




八重山の記念碑の広場に戻りおにぎりを食べる。富士山を眺めながら食べるおにぎりはおいしい。富士山を眺めながら飲む珈琲は格別です。



水越八重さんが寄付した山なので、「八重山」


八重山の記念碑の広場




石碑に、八重山は水越八重さんが寄付した山なので、「八重山」と命名されたなどの記載があります。石碑の裏側に「平成二十一年三月建立」と記載されれています。八重山は郷土愛に溢れた上野原の山です。そのような山道を歩くと、心も体もさわやかになります。


『八重山』は、昭和の初めに、上野原で 生まれ育った水越八重さんが、上野原 のまちと上野原小学校に、お世話になっ た恩返しにと寄付して下さり、それに ちなんで命名されました。 現在、八重山には、上野原小学校の学 校林があり、小学生の学習の場として 使われるとともに、市民のいこいの場 として利用されています。(八重山、五感の森より)
 





八重山の後ろに三国山、陣馬山


富士山に対して八重山の後ろに三国山、陣馬山がいます。






三国山からの富士山





陣馬山からの富士山





八重山からの富士山三国山と陣馬山の前に立って扇山、権現山と対峙する富士山を眺めます。











■12:29 ハイキングコース入り口に着きました。



ハイキングコース入り口




■12:42 トイレを使用し、休憩した後、出発。



ハイキングコース入り口のトイレ




■13:02 大堀バス停



大堀バス停




■12:58-13:15 バスで上野原駅へ 







■13:29 JR中央本線上野原駅出発。


■15:03 小田急江ノ島線長後駅到着。



END








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