夏8月に、避暑とレンゲショウマ鑑賞を目的に御岳山経由で大岳山を登る。第二目的の富士山展望はかなわなかったが、気温18℃の山中で、レンゲショウマ、タマガワホトトギスなど野の花眺めて山歩きを楽しんだ。 ■今回のコース 御岳山でレンゲショウマ群生地を歩き、長尾平分岐からロックガーデンへ進みタマガワホトトギス群生地を歩く。そのあと、大岳山に登り昼飯を食べる。富士山が見えないので、富士見台まで行かず、白倉分岐から白倉バス停まで下る。 |
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■5:59 小田急江ノ島線線長後駅発 ■8:22 JR青梅線御嶽駅からバスで御岳登山ケーブル駅の滝本駅に行きます。 ![]() ■8:22-8:50 滝本駅から登山ケーブルで御岳ケーブル駅へ ■8:59 御岳ケーブル駅横 ![]() ■9:00 御岳山の案内図。目的のレンゲショウマ群生地はケーブル駅近くの現在地から、出発します。御岳神社付近にもレンゲショウマ第2群生地があります。 ![]() ■9:03 山道にロープがロープが張られ、その囲いの中にレンゲショウマがびっしり咲いています。花の最盛期です。 ![]() ■9:03 クモの糸が絡み、露に濡れたレンゲショウマ。 ![]() ■レンゲショウマ(蓮華升麻、学名:Anemonopsis macrophylla) (ウィキペディアより引用) レンゲショウマ(蓮華升麻、学名:Anemonopsis macrophylla)は日本特産の1属1種の花。キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草。
花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられた。 花茎の下部に茎葉と根出葉がある。葉は二−四回三出複葉で、小葉は卵形、あらい鋸歯を持つ。 高さは80センチ程度となり、丸い蕾をつける。赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。花の直径は4センチほど。 萼も花弁も共に花弁状に見える。萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える *萼 (がく) とは、花において最も外側にあり、その内側の花冠とは明らかに色・大きさなどが異なる葉的な要素に対する集合名称である* ■9:04 「レンゲショウマの花は、赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花」です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ■9:06 群生地とはいえ、良くぞここまで咲いていると感心して見ています。 ![]() ■9:07 レンゲショウマの群生 ![]() ■9:07 相棒さんはレンゲショウマの群生に囲まれ満足そうです。 ![]() ■9:10 今回の第一目的はレンゲショウマ鑑賞ですので、しつこくレンゲショウマの写真が続きます ![]() ![]() ![]() ![]() ■9:13 「二本欅。 御岳山銘木巡り 六番 二本欅 樹齢推定三五0年 江戸初期。 樹高二八米。 目通り 二・八米/二・四米。」 「目通り」とは、立っている人間の目の高さの位置で、立ち木の周囲長をはかり直径を割出す方法。 ![]() ![]() ■9:14 夫婦杉です。ふくよかなコブが多く有る方が「おんなすぎ」もう片方が「おとこすぎ」 ![]() ■9:16 レンゲショウマ。 ![]() ■9:20-9:25 リフト乗り場で5分休憩。気温18℃。 ■9:27 ヤマジノホトトギス ホトトギスは花びらにある紫色の斑紋がホトトギス(小鳥)の胸の斑紋と似ていることから付けられたとされています、 ![]() ■9:27 ヤマジノホトトギス ヤマジノホトトギスは、ヤマホトトギスのように反り返らずに平開します。 ![]() ■9:28 ヤマジノホトトギス ![]() ■ヤマジノホトトギスは茎先と葉腋に1-2個の花をつけるが、ヤマホトトギスは茎先と上部の葉腋に散房花序をつける。 また、ヤマホトトギスはは、花被片が平開して反り返らなく、花糸に紫色の斑点がないが、 ヤマジノホトトギスの花被片は強く反り返り、花糸に紫色の斑点がある(ヤマホトトギス - Wikipedia) ![]() ■9:28 ヤブラン ![]() ■9:40 ヤマトリカブト。ドクウツギやドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つ。 ![]() ■9:41 ヤマトリカブト。 トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる ![]() ■9:41 ヤマトリカブト。 ![]() ■9:47 武蔵御嶽神社 守り神の「おいぬ様」は、真の姿は狼と伝わり、江戸の昔から関東各地で信仰されてきました。御岳ケーブルは犬がそのまま乗れます。 ![]() ■9:52 ショウカイドウ。 ![]() ■9:54 タマアジサイ。 ![]() ■9:54 ツリフネソウ。 ![]() ■9:55 キンミズヒキ。 ![]() ■9:56 長尾平分岐。長尾平分岐からは3つに道が分岐し、(1)左を行けば七代の滝やロックガーデンを巡るコース、(2)真ん中は特に見所が無く最短で大岳山を目指せるコース、(3)右が奥ノ院や鍋割山を経由するコースとなります。 今回は、(1)のロックガーデンをめぐるコースへ進みます。 ![]() ■9:59 杉林 ![]() ■10:23 岩場の道 ![]() ■10:34 天狗岩です。 ![]() ■10:34 ロックガーデンと呼ばれている御岳岩石園の周辺案内図。 「ここ御岳岩石園は昭和10年に東京緑地計画にもとづいて、当時、東京府(東京都の前の名称)が、御岳沢にかかる名瀑「七代の滝」の近く天狗岩の背後から「綾広の滝」の上まで、約1kmの間で渓流吐露岩などを利用して作った遊歩道です。・・・・」 ![]() ■10:47 川を渡るのを、繰り返しながら進む。 ![]() ■10:51 綾広の滝へ進みます。 ![]() ■10:56 遊歩道を進みます。 ![]() ■10:59 ロックガーデン広場。 ![]() ■11:04 綾広の滝手前にタマガワホトトギス群生地があります。ここに来るまで知らなかったが、レンゲショウマとともに、この季節の見所といえます。 タマガワホトトギス(玉川杜鵑草、学名:Tricyrtis latifolia )はユリ科ホトトギス属の多年草。 ホトトギス:『新訂牧野新日本植物図鑑』には7種が収載されていて、大別すると紫色系統(ホトトギス、ヤマホトトギス、ヤマジノホトトギス)と黄色系統(キバナホトトギス、チャボホトトギス、タマガワホトトギス)と白色変種に分けられます。花期はタマガワホトトギスの7月を除けば、9月から10月頃になります。鳥と同名の名前を持つ「ホトトギス」|生薬ものしり事典109 より引用 本日は8月26日ですが、ヤマジノホトトギスもタマガワホトトギスも咲いていました。 ![]() ■11:04 タマガワホトトギス。 花被片は黄色で内面に紫褐色の斑点がある。 タマガワホトトギスの黄色をヤマブキの色に見立て、ヤマブキの名所であった京都府綴喜郡井手町の木津川の支流である玉川の名を借りて、その名としたという説があります。 ![]() ■タマガワホトトギス ![]() ■タマガワホトトギス。ヤマホトトギスやヤマジノホトトギスのように花弁のそり返しは無いようです。 ![]() ■11:05 タマガワホトトギス。 ![]() ■11:06 タマガワホトトギス。 ![]() ■11:08 綾広の滝です。 ![]() ■11:10 芥場峠(あくばとうげ)へ進みます。 ![]() ■11:38 芥場峠。岩石園を出た所、昭文社の地図では、鍋割山の分岐を芥場峠としている。 ![]() ■12:06 大岳山へ進む。 ![]() ■12:12 大岳山荘分岐。 ![]() ■12:29-13:29 大岳山山頂、この向こうに幾層にも連なる尾根があり、その上に富士山がいます。富士山がいないのが残念ですが、ここで昼飯。 ![]() ■13:50 山頂下の大岳神社。 ![]() ■14:05 ボタンヅル(牡丹蔓) 和名は、葉の様子がボタン(牡丹)に似、つる性であることからついた。 ![]() ■14:11 尾根道を進みます。晴れていれば富士山が見えそうなところ。 ![]() ■14:11 アザミ。 ![]() ■14:13 桧原白倉への分岐。 ![]() ■15:13 杉林の急な下り坂。 ![]() ■15:32 白倉バス停まで16分。 ![]() ■16:00 白倉バス停。 ![]() ■16:11 武蔵五日市駅へバス出発 ![]() ■16:45 武蔵五日市駅発。 ■18:20 小田急江ノ島線長後駅着 END
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