富士山展望の山

大 洞 岩

読み方:おうどいわ
     おおぼらいわ
富士山からの方向角:36度
富士山からの距離:36km
標高:509m
標高差:191m
基点:JR中央本線
猿橋駅



大洞岩(509m)からの富士山


大洞岩からの富士山  2015.3.31 9:06





大洞岩は、百蔵山の南西の麓にありますが、通常の富士山が見える山の案内本には掲載されておらず、昭文社の地図では登山道の記載はありません。インターネットで百蔵山を調べていた時に、大洞岩からの富士山展望図とコース案内をみつけてを見つけて、それをもとに登りました。

百蔵山では、岩殿山の後ろ上から富士山を眺めることになりますが、大洞岩では岩殿山の左横から富士山と富士みちを眺めます。手前から岩殿山、菊花山、高川山、倉見山と続き、その上に容姿端麗で、かつ強い富士山がいます。さらに大洞岩の大岩の上からは岩殿山の右横に滝子山、雁ヶ腹摺山の大菩薩連嶺の山並みが続き、富士山がいる大展望がみられます。

百蔵山の西南に並ぶ大洞岩(508m)、菊花山(644m)、岩殿山(634m)を、「富士山と富士みちを眺める大月三低山」と勝手に名づけています。大洞岩、菊花山とも、大月市秀麗富嶽十二景には選定されていませんが、そこからの富士山の眺めは、選定されている山に劣ることはありません。

大洞岩のもとの山名は徳岩山、徳厳山で、頂上にある灰長石の大岩を大洞岩というそうです。昭文社の登山地図などに大洞岩と記載されているので、このサイトでは大洞岩としました。

大洞岩は百蔵山の南西尾根の肩のようで、独立して掲載するのに躊躇しました。しかし、下の葛野川橋からの写真を見ると、低いながらも独立した山といってよい。またヤマトタケルの尊が、徳岩山山頂の大石に身を隠したという伝説があることから、古くから、独立した山として眺められていたようです。







参考コース&時間

・ 宮古橋バス停-大洞岩:30分  

登山道記載のないところは、どこを歩いたかは定かではないが、時間的には順調に登った。初心者には勧めません。

・大洞岩-大同岩:112分(休憩12分含む)  ・大同山-百蔵山:16分

*一般登山道では得られない山の楽しみを紹介する【新ハイキング選書 第32巻】「バリエーション ハイキング」(松浦隆康著 新ハイキング社刊)に「百蔵山と大洞岩」に記載があります。


大洞山と富士山の地図   



葛野川橋からの大洞岩と百蔵山

葛野川橋からの百蔵山と大洞岩の山座同定


 大洞岩と富士山 (姥子山東峰から)

大洞岩と富士山 (姥子山東峰から)






富士山展望






■大洞岩からの富士山。容姿端麗で、かつ強い富士山です。富士急線田野倉駅周辺の平地が見えています。(2015.3.31 9:06



大洞岩からの富士山




■大洞岩からの富士山。壁紙用(1920*1200)  (2015.3.31 9:06)



大洞岩からの富士山 壁紙用(1920*1200)


(1920*1200)



■大洞岩の岩の上から富士山を眺める。岩の下空の眺めに加えて、すばらしい大展望があります。岩殿山の右横に、滝子山から雁ヶ腹摺山の大菩薩連嶺の山並みが見えます。その富士山がいる大展望に感激して多くの写真を撮り、一息ついて、船橋からの登山者と一緒に富士山を眺めています。相棒さんは岩の下で写真を取っています。

しかし、大洞岩の岩の上から取った写真は何故か・・・・・消失しました。写真をまとめて処理しようとしたが、どこにも保存されていない。そのため、今回の富士山の写真は相棒さんが撮影した大岩下からの写真です。山頂大岩上からの大展望の光景は私の頭の中にあるだけです。「リンク」にあるサイトでその大展望を見てください。



大洞岩の岩の上から富士山を眺める





509mの低山からこの富士山がいる大展望を眺めて感激していました。(カシミールで作成)


大洞岩からの富士山







詳細は以下のページで






:










標高509mの低山である大洞岩から富士山がいる大展望が見られます。
 サイト「青空に雲が光る」の「百蔵・ひだまり・空澄みて」と「新年は徳岩山から百蔵山へ

満開の桜を眺めて、富士山展望の三山を歩く。
 サイト「 ヤマレコ」の「山梨も春満開(岩殿山~大洞岩~百蔵山~扇山) - 2017年04月16日