富士山展望の山

小 金 沢 山

読み方:こがねざわやま 富士山からの方向角:16度
富士山からの距離:41km
標高:2014m
標高差:564m 
基点:JR中央本線
甲斐大和駅



端正で眉目秀麗な富士山


小金沢山からの富士山  2012.5.13 10:48





大菩薩連嶺は北端の鶏冠山から滝子山までの山並みをいい、その中で石丸峠から湯ノ沢峠までは小金沢連嶺と呼ばれています。小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山はその小金沢連嶺の主峰となる山で、大月市・秀麗富嶽十二景の2番山頂です。

小金沢山からは、牛奥ノ雁ヶ腹摺山の尾根と御坂山地で作られた台座に鎮座する、容姿端麗な富士山が見られます。眺める人は、姿勢を正して富士山本体の美しさをを鑑賞する気分になります。富士山の左裾野は牛奥ノ雁ヶ原摺山により一旦途切れますが、その左側は道志、丹沢の山々、更に奥多摩三山、雲取山まで展望は広がります。

小屋平から登ると、石丸峠の5分ほど手前に富士山展望地があります。そこから富士山、三ツ峠山、御坂山塊、南アルプス、甲府盆地に大菩薩湖が勢ぞろいした絶景が見られます。
また、石丸峠から狼平に進む笹原の尾根道歩きは、小金沢山登山のもうひとつの楽しみです。小金沢山、南アルプス、甲府盆地、大菩薩湖を眺めながらの快適な高原散歩です。

三角点が設置された当初は雨沢ノ頭と命名され、小金沢山の名は、当山より南側の現在の黒岳につけられていました。





登山コースとしては、地図に示すように、多くのコースがあります。

・上日川峠-大菩薩峠-石丸峠-小金沢山-湯ノ沢峠は健脚者向け
・小屋平バス停-石丸峠-小金沢山-牛奥ノ雁ヶ腹摺山-すずらん昆虫館前が一般的か
・私は小屋平バス停-石丸峠-小金沢山-牛奥ノ雁ヶ腹摺山の往復コースを歩きました
  ・小屋平バス停~牛奥ノ雁ヶ腹摺山:2時間55分(休憩23分含む)  ・牛奥ノ雁ヶ腹摺山~小屋平バス停:2時間42分(休憩22分含む)




   



小金沢山と富士山(大菩薩嶺雷岩から)

富士山と小金沢山






富士山展望





■石丸峠5分程手前の絶景ポイントからの富士山と南アルプス。 (2012.5.13 9:30)

富士山、三ツ峠山、御坂山塊、南アルプス、甲府盆地に大菩薩湖と、大菩薩連嶺関連の役者勢ぞろいの絶景です。登山者も休憩を取り、見とれています。私は座り込んでじっくり眺めています。

 石丸峠5分程手前の絶景ポイントからの富士山と南アルプス。


拡大画像と山座同定 



■大菩薩湖を右下に眺めながら笹原を進む。富士山は小金沢山の後ろ、南アルプスの右側に八ヶ岳が見えています。いい眺めです。 (2012.5.13 9:53)



石丸峠付近の笹原からの眺め




■石丸峠から小金沢山へ。周りの景観を眺めながら、なだらかな笹原の尾根道を進む。  (2012.5.13 9:55)



笹原の尾根道





■小金沢山山頂からの大展望  (2012.5.13 10:48)

 富士山の左裾野は牛奥ノ雁ヶ原摺山、黒岳により一旦途切れますが、その左側は道志、丹沢の山々、更に奥多摩三山、雲取山まで展望は広がります。雲取山と富士山の距離は58km。



 小金沢山山頂からの大展望


 



■小金沢山山頂からの富士山。牛奥ノ雁ヶ腹摺山の尾根と御坂山地で作られた台座に鎮座している容姿端麗な富士山です。  (2012.5.13 10:48)








■小金沢山山頂からの富士山。壁紙用画像(WUXGA 1920×1200)。  (2012.5.13 10:48)






(WUXGA 1920×1200)。





詳細は以下のページで













7月の小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山。なんと一日で大菩薩峠から滝子山まで歩いています。
 サイト「雪月風花」の「大菩薩連嶺(大菩薩嶺~小金沢山~大蔵高丸~滝子山)

全天球フルスクリーンのパノラマで、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂からの360度の展望を楽しめます




   









 ■2012.5.13  小屋平-石丸峠-狼平-小金沢山-牛奥ノ雁ヶ腹摺山

    

  バイカオウレン(狼平-小金沢山)