奥庭-御庭ー小御岳の散策コース 今回は御庭ー大沢崩れは行きません ![]() |
今回のコース | 時刻 |
小田急江ノ島線長後駅 |
5:53 |
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富士急行線大月駅 |
7:52 |
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富士急行線富士山駅 |
8:34 |
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8:40 |
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富士スバルライン奥庭 220m 富士山眺めて散策散策 御中道御庭に下る |
9:45 |
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11:01 |
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御中道御庭到着 2200m |
11:34 |
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御庭の高所で昼食 | 11:50 |
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13:10 |
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富士スバルライン五合目・小御岳 | 14:28 |
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富士急行線河口湖駅 | 15:55 | |
16:11 | ||
小田急湘南台駅 | 18:44 |
奥庭・御中道散策コース ![]() |
手持ちの写真で鮮明なものがないため、紅葉台案内板の画像を借用しました。 点線で御中道を示しました。その下の黒い筋が富士スバルラインです。大沢崩れは見えません。 ●印、■印は窪地 ![]() |
■5:53 小田急江ノ島線長後駅出発。 ■7:52 富士急行線大月駅出発。 ■8:30 「三ツ峠を過ぎたあたりに富士山撮影スポットがあります。」との車内放送があり、徐行運転をしてくれるのでカメラを用意して本日最初の富士山をパチリとするのが慣行になった。本日はカメラの用意が遅れたため、その後に撮影したので、電線が絡んできます。雲が中腹部に発生していますが、御中道は、その右側で、雲より標高が高い。 ![]() ■8:32 電車の先頭に行き窓から富士山をパチリ。 ![]() ■7:52 JR中央本線大月駅到着。 ■8:34 富士急行線富士山駅到着。 ■8:40 富士山駅から河口湖経由富士スバルライン五合目行きのバスで奥庭自然公園へ。 ![]() ■9:54 富士山五合目・小御岳のひとつ前の奥庭自然公園に到着。雲は下側にあるが上空は快晴。 ![]() ■9:54 公衆トイレがあり、その左側に奥庭自然公園の入口が有ります。 ![]()
■9:55 奥庭自然公園の入口。 ![]() ■10:00 奥庭荘。食事、宿泊、土産品、休憩。小屋の横で、どでかい望遠レンズを設置して野鳥撮影。 ![]() ■10:01 天狗岩。 「天狗岩の由来:この奥庭を土地の人々は天狗の庭といい、昔富士山に住む天狗様が日夜この庭で遊んでおり、この天狗岩は天狗様が山頂より小脇にかかえ持ち下ってここに据え・・・・」
![]() ■10:04 天狗岩は赤い鳥居の奥にあり、その後に富士山山頂が見えます。しかし富士山後方の右上に太陽がいますので、写真はフレアやゴーストに溢れてしまいます。この後の写真は、左手で太陽光を遮り、右手でシャッタ-を押す、または太陽光を遮る木陰で写すなどしています。面倒なため、その対策なしで写しているのもあります。 ![]() ■10:06 天狗岩からの富士山。左の手の平で太陽光を遮るだけでこれだけ違います。ここから、道を進むにつれ富士山の展望が良くなっていき、歩くごとに富士山の前景が変化します。そのため、富士山の写真満載になります。
![]() ■10:07 奥庭の樹木の間からの富士山
![]() ■10:08 振返ると富士山。奥庭先端の展望地までは後方に富士山がいるの、こまめに振返ることになります。 ![]() ■10:09 富士山全貌を写すと、前景に石畳が出てきます。奥庭からの富士山の特徴になります。これもまた、趣があります。 ![]() ■10:09 カラマツの黄金色が鮮やかです。富士山がいなくても、この光景を眺めて、散策を楽しむことができます。 カラマツ(落葉松、唐松)は、マツ科カラマツ属の落葉針葉樹。日本の固有種で、東北地方南部・関東地方・中部地方の亜高山帯から高山帯に分布し、天然林は少なく日当たりのよい乾燥した場所が生育に適する。 樹高20-40mになる落葉針葉樹。日本の針葉樹の中で、カラマツはただ一つの落葉性の高木である。幹の太さは1 mに達する。枝は長枝と短枝という二形性を示し、長枝は10-50 cmになる一方、短枝はひとつの芽のみからなり、1-2 mmの長さしか無い。葉は針形で、白い粉に覆われた薄い緑色であり、長さは2-5 cm。秋には葉は黄色く色づき、褐色の冬芽を残して落葉する。成木の樹皮は灰黒色から暗い赤褐色となり、表面は短冊状に剥がれる。(Wikipedia) 名前の由来は落葉して葉がカラになることからとする説と、カラマツ林の様子が、唐時代の中国で描かれた絵画に登場する松に似ているためとする説がある。 ![]() カラマツに関する記載が面白いので、以下の長文を引用させてもらいました。富士山にカラマツがあることが珍しいこと、名前の由来は各説あることを知りました。
■10:10 富士山のすそ野が拡がってきました。今年2015年は10月11日に初冠雪、翌日の12日は東南の中腹にある二ツ塚に行き青空の中の冠雪した富士山を眺めました。本日は10月18日、初冠雪の後もう一回ぐらい雪が降った後です。 紅葉と冠雪の富士山、素晴らしい眺めです。 ![]() ■10:11 黄金色に染まったカラマツを眺めて進みます。 ![]() ■10:12 富士山中腹の五合目の奥庭からの富士山ですが、平地から見る富士山の姿をしています。 ■10:12 画面中ごろにスバルラインの道が見え、その上から矮性化したカラマツ、コメツガ、シラビソ等の木々が山腹をよじ登っていきます。 ![]() ■10:15 この季節の奥庭は、黄金色のカラマツと富士山の景観が素晴らしい。 ![]() ■10:19 富士山五合目は快晴。空が青い。 ![]() ■10:22 散策路の横にミヤマハナゴケとコケモモが生えていました。 ミヤマハナゴケ(深山花苔)は火山噴出物スコリアに生息するパイオニア植物。ミヤマハナゴケは名前にコケがついているが地衣類。可憐で、美しく、白いサンゴのようです。コケモモとの色の対比が良く、心が癒されます。 ![]() ■12:24 カラマツを前景に富士山
■10:29 奥庭の富士山展望地に着きました。 ■10:29 奥庭富士山展望地から。 富士山の全貌が見えます。スバルラインの上に御中道が通っています。奥庭の上がお中道のお庭、その右に進むと大沢崩れ、左に進むと小御岳です。御庭から大沢崩れ方面の森林限界が、小御岳方面に比べかなり高いところにあります。太陽の当たり方、風の当たり方の違いなのか。また、夏に歩いた時に見た富士山山頂に迫るパイオニア植物群が殆ど見えません。この季節には殆ど枯れているようです。 ■10:35 奥庭富士山展望地から。東屋が有ります。カラマツの樹木で太陽光を遮り撮影。
■10:36 黄金色のカラマツと富士山。 壁紙用(WUXGA1920*1200) ■10:36 奥庭の上にスバルラインが走り、その上に御中道のお庭があり、この後登ります。
![]() ■10:36 奥庭からの富士山山頂部
■10:36 富士山山頂の冠雪部。まだ岩肌に雪をまぶした状態です。
![]() ■10:38 富士山展望地から少し進むと展望台があります。富士山北西部を眺める展望台です。 朝霧高原の後ろの毛無山、雨ヶ岳、竜ヶ岳、その右に樹木で隠れていますが本栖湖。それらの後ろに赤石岳、白河内岳、北岳などの南アルプスが見えます。 ![]() ■10:43 奥庭入口に戻ります。円になった道なので、来た道とは違う道を進みます。枯れ木を前景にして富士山。
![]() ■10:47 進む方向に富士山が見えるので、快適な歩きです。
![]() ■10:49 樹木の間からの富士山。秋の色彩に溢れています。
![]() ■10:52 太陽光を遮らないで撮影。
![]() ![]() ■11:01 奥庭入口-奥庭バス停に戻りました。
![]() ■11:14 バス停の道の右側から御中道へ行く道を登ります。 ![]() ■11:15 見上げると、みどり、あか、きいろ、あおの秋色に溢れた空間。
![]() ■11:22 山腹の主体は黄金色のカラマツ。
![]() ■11:24 道の下は富士山を囲む御坂山地の山なみ、その上に南アルプス。雲の右側に本栖湖。
![]() ■11:29 こんなにたくさんミヤマハナゴケが生えていました。胸の中で歓声をあげて、かなり喜びました。
![]() ■11:29 地面も秋の色彩に溢れています。
![]() ■11:34 バス停から30分程で御中道に到着。本日の唯一の山登りです。御中道の右に行くと森林の中を進み大沢崩れに着きます。左に進むと御庭-小御岳です。
![]() ■11:38 すぐにお庭のほうには行かず、廃屋になった御庭山荘の右手の斜面を登ります。登り道らしきものはあります。 ![]() ■11:40 富士山と河口湖周辺の山々、ふじ道も見えます。この季節の御中道では、黄金色のカラマツが溢れているここからの景観がお薦めです。
■11:42 登山者に撮影を頼まれ、ついでにこちらも一枚お願いして記念撮影。陽射しがあるのでこの服装で寒くはないが、風が強いため、できるだけ風がない窪地で昼食を取る。
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富士山の寄生火山 火山の中腹や裾野に、新たに噴火してできた小さな火山を寄生火山といいます。 富士山には、その山腹や裾野に数多くの円錐状のコブがありますが、これはマグマが富士山の地中の弱い所を破って、地表に噴出して形成した寄生火山です。 富士山の寄生火山の代表例は、宝永火山や大室山ですが、その他大小100個以上の寄生火山があるといわれています。 ここ御庭・奥庭付近にある「ロート」状のくぼみは、寄生火山の火口の部分が地表にあらわれているものです。 |