1.ミヤマハナゴケの愛好家になった | 2.ミヤマハナゴケの生態 |
1.ミヤマハナゴケの愛好家になった![]() ミヤコハナゴケに出会った場所、年月日を示しその素晴らしい姿を紹介します。 (1)富士山御中道のお庭周辺でミヤマハナゴケの群生に会いました。 ![]() ①2015年10月18日:奥庭から御中道に登る道の横にミヤマハナゴケの群生
富士急行線富士山駅からバスで奥庭のバス停まで行き、奥庭で富士山を眺め、奥庭のバス停まで戻り、バス道の右側にある御中道への道を進みます。 ![]() 御中道の手前でミヤマハナゴケの群生に会いました。シャクナゲの下に、コケモモと一緒に、白い手毬を敷きしめたようなミヤマハナゴケの群生です。 この素晴らしいミヤマハナゴケに出会い、その場でミヤマハナゴケの愛好家になりました 少し離れたところですが、赤い実をつけたコケモモが生えていました。 ![]() ②2015年10月18日:御中道から少し登ったところにミヤマハナゴケの群生
①のミヤマハナゴケを見た後、奥庭から御中道に上がり、さらに富士山山腹を登り、富士山と御坂山地とふじ道を眺めながら昼飯を食べました。 この時期、黄金色のカラマツが見事です。富士山の森林限界も示しています。 ![]() 御坂山地の黒岳の下に河口湖があり、その右側にふじ道が見えています。 ![]() おにぎりを食べた場所の傍らに幸運にもミヤマハナゴケの群生がありました。日本一贅沢な昼飯の場所と思いました。 ![]() 黄金色のカラマツと白いミヤマハナゴケ ![]() 相思相愛のコケモモとミヤマハナゴケ 壁紙用(1920*1200) ![]() ![]() ![]() 陽が当たっているところのミヤマハナゴケは淡い黄緑色に見えます。 ![]() 手毬のようなミヤマハナゴケが並んでいます。 ![]() ![]() ![]() 元気な群生から少し外れたところに、ミヤマハナゴケと赤い実をつけたコケモモ。 ![]() アカミゴケ(赤実苔)も生えていました。アカミゴケも地衣類で、ハナゴケ科の生物です。奇妙で、怪しげな美しさを持っています。 ![]() ③2015年10月18日:御中道に下りて、お庭へ行く道の横にミヤマハナゴケの群生。。
①、②のミヤマハナゴケを見た後、御中道に下りて、お庭へ行く道を進みます。 ![]() 御中道の横に見事なミヤマハナゴケの群生。 ミヤマハナゴケの群生 壁紙用(1920*1200) お庭到着、お庭から小御岳の間では、ミヤマハナゴケに会いませんでした ![]() ④2015年10月18日:奥庭でミヤマハナゴケ
①、②、③と同じ日に、①、②、③へ行く前にミヤマハナゴケと出会いました。 奥庭のバス停から、黄金色のカラマツに囲まれた道を進み、標高2300mから富士山を眺めます。 奥庭で富士山を眺めるには、カラマツが黄金色に輝くこの季節が良いと思います。 奥庭展望台へ進む道の横に、ミヤマハナゴケがありました。群生とは言えない姿で生えていました。 球状の塊もほとんど見られません。目を見張る美しさは有りません。そのため、ここではミヤマハナゴケ愛好家になることなく、御中道まで進みました。 ほぼ同じ場所なのに、奥庭に御中道のような球状のミヤマハナゴケの群生はみられなかった。 横の白い枝状のものは、同じ地衣類のハイイロキゴケか。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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⑤2015年7月27日:御中道の御庭付近で見つけたミヤマハナゴケ 小御岳から歩いてきて、あと5分ほどで御庭に着く道のかたわらにシャクナゲが咲いており、その横にミヤマハナゴケが生えていました。 ![]() 小御岳付近のシャクナゲは盛りを過ぎていましたが、この辺りのシャクナゲは満開でした。ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)です。 ![]() ![]() シャクナゲの横にミヤマハナゴケが生えています。 ①、②、③の見事な球状の群生は2015年10月18日で、今回は2015年7月27日で、3か月前です。 これから、球状の群生に成長するのでしょうか。 ![]() ⑥2014年9月10日:御中道の御庭付近で見つけたミヤマハナゴケ 小御岳から歩き始めたところに、赤い実をつけたコケモモが生えていました。 コケモモは初夏に長さ約6ミリメートルの釣鐘型の白い花をつけ、果実は直径7ミリメートルほどで秋に赤く熟します。 ![]() お庭から大沢崩れに進む道で、タマゴダケに出会いました。当方、タマゴダケの愛好家を自称しています。 ![]() 大沢崩れからお庭に戻る途中にお庭山荘跡があり、その横にミヤマハナゴケが生えていました。 ![]() 2014年の時が、ミヤマハナゴケとの最初の出会いです。2015年に比べミヤマハナゴケはこぶりでまばらに生えているが、球状になっています。 シャクナゲ、カラマツの松ぼっくり、コケモモ、ミヤマハナゴケと富士山の代表的高原植物のそろい踏みです。 このときは、周りを注意して探索するなどはしなかったので、他の場所に生えていたかは不明です。 ![]() ![]() ![]() (2)富士山の三辻付近でミヤマハナゴケに会いました。 ![]() ⑦2016年8月7日:御殿庭入口から三辻へ進む道の横にミヤマハナゴケ この日は富士宮口五合目から、宝永第一火口に行き、富士山山頂部と宝永山と宝永第一火口と宝永第二火口を眺めて、
![]() 宝永第三火口、御殿庭上を経て御殿庭入口まで下りてきました。 御殿庭入口から三辻へ進む道から眺めた宝永第三火口と宝永第一火口と宝永山と富士山です。 ![]() 御殿庭入口から三辻へ進む道の横にミヤマハナゴケが生えていました。まばらに多数生えていました。 ![]() ![]() ![]() 淡黄緑色のミヤマハナゴケで新鮮さはあります。しかし球状の塊はなく優雅さに欠けます。 淡黄緑色なので、ウスイロミヤマハナゴケの可能性もありますが、判別する知識はありません。 ![]() ![]() 富士山御中道では相思相愛の仲で、ミヤマハナゴケに寄り添って生えていたコケモモは、ミヤマハナゴケと離れたところで赤い実をつけて生えていました。 ![]() ⑧2015年10月12日:三辻から幕岩上へ進む道の横にミヤマハナゴケ 三辻からカラマツ林に入り幕内上へ進みます。カラマツは色づき始めです。
![]() 三辻から幕岩上へ進む道の横にミヤマハナゴケが生えていました。まばらに数か所に生えていました。
御中道で出合い、ミヤマハナゴケ愛好家になりましたが、ここのミヤマハナゴケは新鮮さが失われています。 ![]() ![]() 次の画像は、この一週間後に御中道で見たミヤマハナゴケ(②の画像)。このミヤマハナゴケは球状の姿で群生しており、新鮮さがありとても美しかった。 標高は三ツ辻が、560mほど低いがそのためか、または土の違いか、季節のためか。 ![]() 次へ ![]() |
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