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タマゴタケ愛好家2014.7.23に下吉田-新倉山-霜山-三ツ峠山と登りました。新倉山と三ツ峠山では雲が多く富士山を見ることができませんでしたが、この暑い時期によくぞ登ってくれたといって、新倉山~三ツ峠山分岐の間で、新倉山浅間神社の木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が素晴らしいご褒美をくれました。
タマゴタケ
今まで山で見かけたキノコで、最も美しく、可愛らしく、かつ、その神妙な成長過程に驚きました。また、こんなに美しいのに、食用となり、美味です。これにより、すっかりタマゴタケ愛好者になってしまいました。
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富士山御中道のミヤマハナゴケ富士山御中道の御庭付近にミヤマハナゴケが生えていました。ミヤマハナゴケの二股に枝分かれした姿は白いサンゴに似て、可憐で、美しく、球状に群生する姿は白い手毬を敷きしめたように優雅で、見る人の心が癒されます。このミヤマハナゴケがとても気に入り、ミヤマハナゴケの愛好家になりました。 ミヤマハナゴケ(深山花苔)は、名前にコケがついているがコケ類ではなく、菌類と藻類が共生している地衣類です。しかし、地衣類とはなにかはまったく知らない。ミヤマハナゴケの愛好家として、ミヤマハナゴケ生態、生物分類、知衣類とはなにか、Lichenは如何にして地衣と翻訳されたかなどを調べた。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
花と紅葉と富士山 1~12月
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高川山の黄色い花はアブラチャン(油瀝青)か・・・「瀝青」とはなにか高川山の黄色い花はアブラチャンか、ダンコウバイかと考えているうちに、アブラチャン(油瀝青)の「瀝青」とは何かに興味が移った。 チャンと瀝青についての研究があります。世の中、いろんなことが真剣に研究されています。それがネットで見られる時代です。 瀝青は江戸時代から「ちゃん」とよばれており、明治11年に出版されたされた「旧約聖書創世記」では、ノアの箱舟に塗った瀝青(やに)として記載されています。 アブラチャン(油瀝青)の由来・語源については次の三つの説があります。どれを支持するか迷います。 1)油瀝青説◎アブラとチャンが合わさって、できた名前だろうという説 2)油チサ・ヂサ転設説◎アブラとチサ・ヂサとが合わさって、できた名前だうっという説・(チサはエゴノキの古語) 3)油茶転訛説◎アブラとちゃ・茶とが合わさって、訛った名前だろうという説 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
春の花オオイヌノフグリ、誰が名付けたか例年、2月の末から3月のはじめに、一足早い春を求めて松田山を歩きます。今回は河津桜と菜の花が満開の2015.年3月5日。 道端に春を感じさせてくれる草花が無数に咲いている。周りの木々の花が咲く前に、春の準備をしているようです。野の花の名前はほとんど知らない。この青く可憐な花の名前は相棒さんが教えてくれた。「オオイヌノフグリ」 誰が、何故この青い可憐な花を「オオイヌノフグリ」と名付けたかの探索が始まった。在来種「イヌフグリ」、24歳の牧野富太郎、聖女ベロニカ等が出てきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
大野山の「柚子胡椒」に胡椒が入っていない「困ったときは大野山」と言って、何処の山に登るか迷ってなかなか決まらないときに大野山に登るので、年に3、4回登る。バスを使わず、歩き始めて30分ほどで富士山が現れて、山頂まで富士山展望地が多くあり、2時間30分ほどで山頂に着きます。この日も、富士山の絶景を堪能した後、東屋の無人販売所で「山崎さん手作り ねり 柚子コショウ」を買った。 なんと、意外や意外、「柚子胡椒」には「胡椒」ではなく「トウガラシ」が入っていた。ここから、「トウガラシ」の名称・表記への探求が始まった。 17世紀に日本に入ってきたトウガラシは「高麗胡椒、「南蛮胡椒」と呼ばれ、九州では上が省略された「胡椒」になった。下が省略された「ナンバン」は近畿地方での玉蜀黍との「同音衝突」で敗れ「タウガラシ」となり、江戸にも侵入してその領域をひろげた。 その「タウガラシ」は「白芥-唐菘-蕃椒-唐芥子-唐がらし-唐辛子-唐辛-唐芥」と表記された。 現在最も使用率が高い「唐辛子」は松尾芭蕉の「青くても有へきものを唐辛子」に最初に使われ、その「唐辛子」の表記は幸田露伴-正岡子規-夏目漱石により普及されたと推察します。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
天園ハイキングコースの獅子舞の紅葉と野鳥観察 |
不老山のサンショウバラサンショウバラ(山椒薔薇、学名:Rosa hirtula)は、バラ科バラ属の落葉小高木。別名、ハコネバラ(箱根薔薇)ともいう。和名の由来は、葉がサンショウ(山椒)の葉に似ているため。日本固有種。本州の神奈川県、山梨県および静岡県にまたがる富士箱根地区に分布し、山地に生育する。山梨県山中湖村の「村の花」、神奈川県箱根町の「町の花」になっている。
開花してからだんだん色が薄くなる。 そして、花は2日ももたずに散っていく。 不老山のサンショウバラ鑑賞スポットは、①サンショウバラの丘 ②世附峠 ③不老山山頂 ④林道番ヶ平(数本)です。 サンショウバラの開花は5月下旬から6月上旬あたりですが、その年により変動します。また、サンショウバラの丘の方が不老山山頂に比べ1週間ほど早いようです。バス運行のため、土、日、祝日に行くことになるため、サンショウバラの咲き具合を、ネットで調べて登山日を決めることが必要です。 4回のサンショウバラ眺めて山歩きを記載します。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
白谷ノ丸の山名表記と読み方白谷ノ丸は大菩薩連嶺の中央にある山です、白谷ノ丸からの富士山は、左右のなだらかなすそ野を持ち、その左手には、道志、丹沢の山々、富士みち、右手には御坂山塊、南アルプス、中央手前には三つ峠山、その前に滝子山、大蔵高丸、これらの山々で構成される絶景に圧倒されます。 白谷ノ丸が最初に出てくるのが、1814年の「甲斐国志」で、「白屋ノ丸」、「白ヤノ丸」と記載されています。読み方はありません。その後、十数種の表記、読み方が出てきて、現在でも各種表記、読み方がされています。当サイトでは、山頂にその山を管理する大月市の表示板「白谷ノ丸(Mt.shirayanomaru)」があるので、表記「「白谷ノ丸」、読み方「しらやのまる」としました。 しかし、その大月市設置の表示板に突然「茶臼岳」が加わります。また、湯ノ沢峠と白谷ノ丸の間にある表示板は「白谷丸」です。謎を含む表示板です。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
行き先表示板「ひっち」の謎息を切らせて登った新倉山・天上山・三ツ峠山分岐、この狭い空間の右側の木に、「ひっち」の表示板があります。 「←霜山 ひっち 新倉山→」の表示板です。「ひっち」は登山用語では「結着。ロープをものに結ぶこと。ひっかける。結び目。結び方。」で、分岐の空間を表す意味はない。「ひっち」は、表示板の制作、設置者であると推察。 そこで、「さっち」の表示板のある山を調べ、富士山周辺に8山にあることを確認し、その内容を検討しました。 ![]() ![]() ![]() |
黒ちゃん、みっちゃんがいます御坂黒岳の山歩きで「黒ちゃん」を見た。三ツ峠山の山歩きで「眠る犬みっちゃん」を見た。清八山、造り岩、本社ヶ丸の展望地で純粋に富士山山頂部の美しさを鑑賞したいと思うのですが、最初に「眠る犬みっちゃん」が目に飛び込んでしまう。見つけてしまった者の悲しみがここにあります。
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